一番肌を綺麗にする方法は「交代浴」だった

交代浴を知っているだろうか。

熱いお湯と冷たい水を交互に繰り返して入浴するというものだ。

リハビリの物理療法で使われたりする。美容マニアのおばさんがほっぺたに氷をビニールを当てたりするのも似たようなもんだろう。

目的は血流の促進にある。

血流が促進とか、血流がどうのこうのと、巷ではよく言われるが、血流が促進したからなんだというのだというのが皆さんの疑問だろう。

基本的に血管の中を流れている血液は何のために流れてるかというと、栄養を運ぶために流れている。

皮膚や筋肉だったり臓器だったり、生体活動を担う全ての機関に向かって栄養を運ぶ。機関にたどり着くと毛細血管という非常に細い血管を通して栄養を与える。同時に不老物質も汲み取る。

こうして栄養が行き渡ることでちゃんと細胞は働くようになるのだ。

だから血流を良くすると言われても、ふうんとしか皆さんは思わないかもしれないけど、全ては細胞ができていて、細胞を良くするには栄養交換という代謝しかない。だから血流が大事なのだ。

肌を綺麗にしたい人が多いだろうから、皮膚に関して説明していく。

多くの人は化粧水とか外部の物に依存したがるし、たくさん金をかければ良くなると信じているけど、人間の元々持っている再生パワーに、どんなものも決して敵わない。

高価な化粧水を塗りたくるよりかは、肌に熱いお湯と冷たい水を交互に当てる方が、血流がよく働いて栄養が行き渡るようになる。

おそらく、一番血流を促進させる方法だと思う。

なぜ血流が促進するかというと、熱いお湯に急に接触すると、肌がびっくりして「ケガをした！」と思い込んで回復させるために、栄養を総動員させるからだと思う。そして熱くなった部分に、今度は急に冷たい水を送り込むと、その温度差でまた強烈にびっくりして「ケガをした！」と脳が勘違いして、血液を勢いよく流し込むようになる。そうして血流がドバドバ流れて、凄まじい速度で新陳代謝されるということだ。

芸能人や美容マニアも、肌に氷水を当てると本当に綺麗になると喧伝する人間がいるが、みんな、ふうんとしか思わないだろう。金もかからないし簡単すぎて張り合いがないというか、それで良くなるイメージを抱きにくいんだろう。

とある骨折した患者がいて、２ヶ月くらい経っても治癒せず、様々な方法をいくら試しても良くならなかったが、交代浴を試したところ、すぐに良くなってしまったことがある、と物理療法の先生が言っていた。

冷たい水と熱いお湯に交互に漬かるだけの施術がここまで効果があるとは思わなかったらしい。結局治療というものは人間本来の持ってる力を外的要因で引き出してあげるぐらいしかないのだろう。

俺はジムに通っているが。そこでいつも風呂に入っている。

風呂に入って終わりにしていたが、最近はサウナに入って、その後水風呂に入るようになった。

サウナと水風呂を交互に入っていたら、なんか、やたら最近肌が綺麗になったなぁとまじまじと鏡を見てしまった。

サウナでよく汗をかいただけではなく、その後水風呂に入ったことによって交代浴の効果が生まれて、血流が促進されて綺麗になったんだと思われる。

これは面白いと思ってニキビ跡に対して応用できないものこと考えた。

熱いお湯と冷たい水を繰り返してニキビ跡に当てることをしていたら良くなってきてしまった。

俺は頭皮にも悩みを抱えていて、フケがよく出たり髪も薄くなってきていたが、交代浴を繰り返していたら良くなってしまった。シャワーで熱いお湯と冷たい水を交互に注いだだけだ。

フケも減って、髪にハリが出た。

やはり血流なんだなと思った。