派手なブログと地味なブログ

ブログを書いていて思ったことがある。


これまでは、ただ記事を書きまくるだけで、ネットに載せたことはなかったが、そろそろ溜まってきたので、いい加減公開した。


自分ではいい記事を書けていると思っていて、後は、ただ載せれば、それなりに人も見てくれるかなと思った。しかし、載せてみると静かな恐怖に襲われた。


こんなの誰も見ないだろ。こんなブログ絶対誰も見ない。一体誰が、どんな物好きがこのブログにやってきて、これらの記事を見るんだ?


検索流入もあてにできない。Googleの検索結果にこの記事が載ると思えない。


このブログは無味乾燥だ。見に来た人も、字がいっぱいだなぁ。なんかよくわかんない個人ブログだ、と思って戻ってしまうんじゃないか。


実際、昨日はPVが23人だった。始めて間もないので、これは多いのか少ないのか、わからないが、 0人じゃないだけ良かった。


しかし、この23人は一体どこからたどり着いたんだろう。Googleの検索結果にも出ていないこのブログに。

 

俺が今気になっているのは他人のブログと自分のブログを比較して、あまりにも簡素すぎるということだ。


字を太字にしたり、大きく見せたり画像を挿入したり絵を入れてみたり、そういうことを全くしていない。


やったほうがアクセスが増えるのか、俺が読み手の立場だと、そういった装飾はない方がありがたい。


それに加えて、自分で描いた絵ならともかく、大体は素材集からの写真を引っ張り出してきているんだろう。自分で生み出したものでもないのに大きく表示させるのは恥ずかしい。画像によって読み込みにも時間がかかるし、見栄えがよくなるのかも疑問だ。


目次も別に必要だと思わないだいたい2,000文字ぐらいの文章だったら、そのまま一気読みしたほうが楽じゃないだろうか。


太字にしたり、文字をデカくするのはタイミングによってはいいだろうが、アクセントをつけようと思ったらいくらでもアクセントつけれてしまう。

 

 

漫画と少し比較してみよう。だいたい新人作家や売れない中堅作家、自信がない作家というのはスクリーントーンを使いたがる。1コマ1コマにものすごい時間かけたんだろうな、という精密な描き込みが見られる。

 

ドラゴンボールハンターハンター、ナルト、ワンピース、ブリーチ。ジャンプの一流どころはスクリーントーンほぼ使わない。よくわからない学園モノは、これでもかとスクリーントーン使う。今ではclip studioを使えばいくらでも簡単に貼れてしまう。


複雑な情報を一つの線で表現された美しさは素晴らしい。本質を捉えている。

 

 

人気があるブログの多くが、写真が織り混ぜられていたり、派手だ。


その反面、ひろゆき氏のブログを見ると、自分が思っている世界のあり方、ベーシックインカム等、国際経済の中に単純に疑問を投げかけている。全く装飾のない新書のような感じだ。


ただ、ひとつの文で、真実を表せられたら素晴らしいが(笑)