理学療法士が副業してお小遣いアップさせる方法

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以前までデイサービスで理学療法士として勤務していたが、辞めてしまった。


独立して間もない頃は、いろんな人に電話をかけたが、「今はちょっと忙しいのでまた連絡します」と言われて、しばらく何も音沙汰がない状態が続いた。


大体1ヶ月ぐらい、何も仕事がなかったが、最近は仕事が入るようになった。


忙しいと言っていたのは本当のようで、忙しさから解放されたら電話をしてくれるようになった。今のところ月曜日は2人、火曜日は3人、利用客がいる。


仕事内容は出張型機能訓練サービスなのだが、一回60分5000円でやっている。この仕事で60分5000円は高くも安くもない相場といえる(保険適用がない場合)。そこらのもみほぐし屋さんだと、60分2980円と謳っているが、出張型サービスだと大体これくらいが相場で、やや安めといえる。


本当はもっと高い値段にしてもいいのだが、良心が痛む。


基本的にお金持ちのおじいちゃんおばあちゃんを対象にしているので、60分一万円にしてもいいのかもしれないが、自分でピンとこない。60分マッサージしていて、なんとなく5000円がちょうどいいなぁ、と自分でピンときたので5000円に設定した。

 

現在の仕事状況は、月曜日に2人、火曜日に3人で、1週間に5人しかやらない。1週間に5時間しか働かない(笑)。これは凄まじいことである。


5人なので、1週間で2万5000円の稼ぎとなり、月にすると、10万円が今の収入である。


月に10万以内で生活できるように節約すれば、とりあえず生きていけるということになる。


俺はミニマニストなので、月に10万で暮らすことは特に問題はないが、みなさんはどうだろうか。


俺は特別無理して生活しているわけでもないので、同じ人間なんだからできないこともないと思われる。

 


友人の理学療法士の勤務状況を聞くと、月に20万ぐらいの給料で、午前8時から午後22時まで働いていたりする。大きな病院だと、委員会やら勉強会やら様々な雑務があり、ひどいと24時を回ったりするらしい。場所によっては18時ぐらいで帰れたりする。俺の勤めていた施設は大体18時〜19時ぐらいだった。


それでも1日10時間ぐらいは働いていた。時給に換算すると1200円くらいだった。コンビニの深夜のアルバイトと変わらない。10時間働いて1万2000円ということになるが、現在独立後では、3人やれば1万5000円なので、1日に三人、つまり三時間働けば、上回ってしまう。


おまけに、くだらない委員会や雑務やら、バカな上司に煩わされることもないし、固定客は自分のことが好きな人間だけで構成されているので、ストレスがない。

 

 

さて、人によって理学療法士は月に20万ぐらいの給料で、午前8時から午後22時まで働いていたりするわけだが、これではコンビニバイトと変わらない。国家資格まで取ったというのに散々である。


俺は1ヶ月程度で、月に10万稼げるようになったので、月に20万くらいすぐに達成すると思われる。


それにしても、1週間に月曜日と火曜日だけ働いて、後は全部休みなんて、すごすぎる。


それで10万貰えるんだったら、理学療法士はみんなやるべきではないだろうか?

 


以前話したが、やり方は簡単である。


今いる職場の利用者さんに、「直接ご自宅に伺ってリハビリやマッサージさせてもらえませんか?」と頼むだけである。


お金と時間を持て余す老人は多いので、需要は余裕である。


そこで、まずは土日を使って彼らの訪問を始めてみる。ゆっくりでいいので、土日の利用客を8人にする。


60分5000円で8人やれば、月に16万になる。16万あれば今の仕事を辞めてしまって構わないだろう。


普段仕事して疲れてるのに、土日まで仕事なんてやりたくない! と思うだろうか?


そんなことはない。


現在、働いている理学療法士の全員が、未来を嘆いている。このままでいいのか、収入がまったく上がらない。ずっとこのままか、と嘆いているので、未来に光明が差し込んでいるなら頑張れるはずだ。


病院や施設の仕事と違って、自分で直接利用者さんの家にいって仕事をするのはメチャクチャ気楽なので、疲れもそれほどではない。施術して5000円貰ったら、疲れも吹っ飛ぶ。


朝から晩までやるわけではない。フラッといってフラッと数件、数時間やって帰ってくるだけだ。午前だけ、もしくは午後だけだ。

 

 


病院や施設でリハビリを受けている利用者さんは、60分丁寧にマッサージされることは少ないので大変感謝される。5000円でいいと言っているのに、多目に出そうとしてくれる。お菓子もいっぱいもらえる。


国家資格を取って、大きな病院に入っても、薄給で遅くまで仕事している理学療法士というのは多い。


そういう人は、固定客を見つけてすぐに辞めてしまった方がいい。


貯金があるなら今すぐ辞めてしまってもいい。


理学療法士は横の繋がりが広いので、友人の理学療法士の職場のお客さんを紹介してもらえば、更に確保できるだろう。


一番いいのは、いくつものデイサービスを併用している利用者さんと関係を築いておくことだ。その人にパンフレットを渡しておけば、いろんなとこで紹介してくれる。


おじいちゃんおばあちゃんというのはお節介な生き物で、こちらが頼まないでも、いろんな人を紹介してくれる。


営業でよく言われるのが、お客さんが一番の営業マンというやつだ。


特別ケアマネジャーに頼まないでも、お客さんが勝手に広めてくれる。


今現在は5人しか固定客はいないが、これから利用したいというお客さんがたくさん控えている。パイオニアになってくれている一人の利用者さんが、広めてくれているだけだ。たった一人、パイオニアがいるだけでそんなことになってしまう。


ちなみに俺は月に10万もらって後は遊んでいたい人間なので、仕事を増やす気はあまりない。ずっとこのままでいいと思っている。


増やそうと思えば、どんどん増やせると思う。


病院で消耗している理学療法士は、みんな未来がないと思っているだろうけど、チャンスはあるのだ。


基本的に、この領域はマッサージ師達があくせくしているだろうが、マッサージ学校を卒業して独立しようとしているマッサージ師達よりずっと、病院で消耗している理学療法士の方がチャンスはある。


勇気がないんだったら、まずは土日の利用客を埋めたらいい。

そうすれば、一切のリスクはない。